【体験談】腸閉塞になってイレウス管を入れたら辛すぎたのでお話しします

こんにちは。
清水唯叶です。

僕は2019年1月に腸閉塞で入院しました。

そこで一番つらかったことは何?と聞かれれば迷わず答えるのが「イレウス管」です。

イレウス管とはどういうもので、何が辛いのか、そしてどう対処したかについて書いていきます。

 

腸閉塞やイレウス管について簡単に説明していますが、体験談だけ読みたい方は飛ばしてください。

イレウス管ってなに?

イレウス管は腸閉塞のときの処置の一つです。

そもそも腸閉塞は腸がなんらかの理由で塞がってしまい、腸の動きが止まり便が出なくなる病気です。

それにより強い腹痛吐き気になります。

 

なぜ腹痛や吐き気なるのかというと

腸が塞がってしまったことで腸内に便、腸液、ガスなどが溜まって、お腹を圧迫するからです。

腸が閉塞して時間が経つにつれて腸の中に溜まっていくので、最初はよくてもどんどん痛みや吐き気は辛くなっていきます。

 

このとき解決法が大まかに2つあります。

①手術で切って閉塞を治す(または閉塞部を切除する)

②イレウス管を入れてチューブから内容物を外に出す

どちらが良いのかはケースバイケースですが、まずはイレウス管の処置を行うのが基本です。

手術は入院期間も長いし、患者の負担も大きいためです。

(イレウス管も負担大きいですがw)

 

イレウス管が処置として行われる場合は以下のような内容になります。

①鼻からギリギリ入るくらいの太さのチューブを入れて、閉塞した腸の場所まで入れていきます。

腸は広げると「テニスコートくらいになる」とか言われるくらい長いです。
そのためチューブもかなりの長さです。

②チューブが抜けないように鼻にテープで固定して入れっぱなしにします。

③時間が経つにつれてチューブを通って腸内の内容物が外に出ます。

④お腹の圧迫がなくなるので、腹痛や吐き気はおさまり、楽になります。

腸閉塞の手術のメリット・デメリット

詳しく書くとめっちゃ長くなるので端的に説明します。

メリット

手術すればです。

手術は全身麻酔で行います。
目が覚めれば終わっています。

デメリット

①入院期間が長くなる

人によりますがだいたい2週間くらいが目安になります。

 

②食事が1週間くらい食べれない

手術は全身麻酔で行い、腸の動きも止まります

手術後、数日かけて腸の動きが少しずつ戻ってきます

そして水→お粥→3分粥→5分粥→7分粥→9分粥→普通のご飯
といった流れで食事を戻すため、時間がかかります。

 

③傷の痛みがある

手術は腹部を切開する必要があります。
内視鏡などではできないため、基本的にある程度大きい傷になります。
(僕の場合は15cmくらいでした)

術後はできるだけすぐに身体を動かして、腸に刺激を与えることが必要です。

その際にどうしても腹部の傷は痛みます

 

痛み止めも使えますが、痛み止めを使うと腸の動きを弱めるものもあるので頻繁には使えません。

 

傷はだいたい3日で皮はふさがります
完全に傷が塞がるまでにはもう少しかかりますが、痛みがつらいのは最初の数日だけです。

イレウス管のメリット・デメリット

メリット

①手術をしなくて済むことです。

上記に書いた手術のデメリットはなくなります。

 

②イレウス管により腸閉塞が改善すれば手術にくらべ早く退院できます。

 

僕はイレウス管をやった上に改善もなかったので、手術もすることになり二重で大変でした。

デメリット

とにかく辛いですw

イレウス管を入れるのも辛い

イレウス管を入れた後も辛い

入れた後は主に
・吐き気
・乾燥
・しゃべれない
・眠れない
などが辛かったです。

詳しくは後ほど体験を書きます。

実際の体験談

僕の場合は
①腸閉塞になり病院に運ばれた時
②手術後に再発して処置した時2回行っています。

1回目

①のほうから説明します。

腸閉塞で運ばれセオリーの処置としてイレウス管を入れることになりました。

このとき夜中だったためスタッフも少なく、医師、研修医、看護師の3名で処置しました。

最初のほうで書いたとおり、腸閉塞になると腹痛と吐き気が症状として出ます。

そんな中で鼻から太いチューブを入れられ、当然、喉を通ります。

喉を刺激されるので吐き気が誘発されます。

めっちゃ吐きます。

吐きながらチューブを入れられます(-_-;)

 

そして、なかなかチューブが入りません。

医師いわく腸内のカーブしている部分で引っかかり奥に進められないと言われました。

ドクターがイライラしだします。

僕のほうは怒る元気もなく、ぐったりしています。

1時間経過しましたが、いっこうに入りません。

 

ドクターはまだ続けようとしましたが、僕のほうからギブしました。

本当に死にそうでした。

吐きまくってしゃべるのもつらい中で、泣きそうになりながら「もうやめてください」と言ったのを覚えています。

2回目

結局、手術をして1週間くらい経った頃に再発してしまいました。

原因は腸捻転でした。
腸がねじれてしまったということです。

(ちなみに1回目は「癒着」といって腸がくっついて閉じていました)

腸がうまく動いていない状態で食事が開始されたためか、そもそも手術がうまくいっていなかったのかは不明です。

 

再度、イレウス管を入れることになりました。

前回の辛さを知っているので余計に嫌でしたが、また手術も嫌だったのでしょうがなく処置を受け入れました。

今回は前回の反省を活かしスタッフ増員

医師3名、看護師1名で行いました。

でも、やはり入らない(-_-;)

1時間の格闘が続きました。

相変わらず吐きまくるし苦しいので、中止を求めようと思いました。

1時間半経ってようやく腸までチューブが届きました。

正直、死にそうな気持ちで喜ぶ元気もなかったんですが、ひとまず安心できたのを覚えています。

イレウス管を入れた後

イレウス管を入れて数時間たつと、次第にチューブを伝って腸の内容物(ドロッとした液体)が出てきます。

これがどんどんチューブの先につながる袋に溜まっていきます。

ほんとに数時間で袋の上のほうに届きそうになるくらい排液されました。

 

だいたい袋は2Lくらい入るので、それだけの液体が腸の中に溜まり圧迫していたということです。

腸の中に溜まっていたものがなくなったので、腹痛や吐き気もおさまりました
チューブを入れる前は腹痛で身体を丸めて寝ているだけだったので、ずいぶん楽になります

 

とはいえ、入れた後も辛いことはあります。

イレウス管を入れて辛かったこと

 

前述のイレウス管のデメリットで挙げたことが辛かったです。

吐き気

お腹は圧迫されなくなったから、吐き気もおさまるんじゃないの?と思うかもしれません。

でもチューブが喉に当たることにより吐き気が誘発されます。

普段、歯磨きをしていて歯ブラシが喉のほうに当たって「オェッ」となった経験はないでしょうか?

あれが常時、起こるイメージです。

 

正確には常に当たるわけではないのですが、横を向いた時、口を動かした時などの動きに伴って、チューブも動くので喉に当たります。

 

対処法としては顔の向く方向を試し、吐き気の出ない方向や角度を考えました

僕の場合は左は向いても大丈夫だけど、右を向くと吐き気が出ました。

あと上を向くと同じように吐き気が出たので、ベッドは少し起こして30℃くらいにしていました。

乾燥

鼻にチューブをいれるため片鼻がふさがります

呼吸がしにくいため口呼吸になります。

しかし、食事も水分も摂れないため基本的には脱水の状態なので、口で呼吸をしていると口の中は乾燥します。

これもかなり辛かったです。

 

対処法口をゆすぐしかありません。

腹痛がおさまり少し動きやすくなったので、起きて洗面所までは行けます。

夜間は、常に水をコップに用意しておいて、ガーグルベースン(ピンクのU字型の桶みたいなやつ)にゆすいだ水を出してました。

しゃべれない

上記の吐き気の項目でも書いたようにチューブが動くと吐き気に繋がります

そのため、しゃべるのもできませんでした。

できても一言の単語のみ。

 

対処法黙って時間が過ぎるのを待つしかなかったです。

入院した病院は患者さん用のWi-Fiがあったので、YouTubeやドラマの見逃し配信をみて過ごしていました。

高齢者の方などはTVを見て過ごすことが多い印象でしたが、やはりニュースなどは基本同じ内容しかやらないし、夜は9時位には就寝時間になるので、暇そうにしている方が多かったですね。

 

本当に具合悪いときはTVなど見る余裕はないですが、処置が終わってだんだん良くなっていくまでの期間の方が長いので娯楽は必要だと思います。

眠れない

上記で書いたような吐き気、口の乾燥、昼間もほとんど動かないので疲れていない、などの理由で夜はなかなか眠れませんでした。

 

対処法は難しいですね。

寝れる時に寝るというくらいでした。

寝ると自然と寝返りしようとしたり、ちょっとした拍子でチューブが動いて苦しくて目が覚めることが多かったです。

そのため熟睡は難しく、ウトウトするくらいの状態から1~2時間くらい寝る、といったことを繰り返していました。

鼻のテープの痛み

チューブが抜けないように鼻にテープを巻いて固定します。

数日おきにテープは交換しますが、肌の弱い人だとテープでかぶれたり痛みが出たりします。

 

対処法は痛みが少し出たり、テープが剥がれてきたら、テープを交換してもらうことです。

まとめ

イレウス管のメリット
①手術をしなくて済む
②イレウス管により腸閉塞が改善すれば手術にくらべ早く退院できる
イレウス管のデメリット
①吐き気
②乾燥
③しゃべれない
④眠れない
⑤固定テープの痛み
などがあります。

正直、もう2度とイレウス管はやりたくありません

辛すぎます。

そのためには健康に気をつけなければと改めて思いました。

まだ若いからということは関係なく、身体を大事にしてあげることは大切です。

 

このブログでは日常に活かせる健康法を紹介しています。

興味がある内容があれば、他の記事も参考にしていただければ嬉しいです。

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